ライターにとって1番大切なのは結局なんなのかをまとめてみました。
こんばんは。KAn。(@s0ra308)です。
今日もいいことありましたか?
情報を集めるためにTwitterを使っていると、その時の流行や季節によって、飛び交う文章が変わってくるのがハッキリと分かります。
ついこの間まで、話題と言えば「文字単価」が多かったのですが、いつのまにか「VALU」や「複数の収入先を得るライターの形」へと変わってきていて、ちょっとKAn。自身、混乱してきました。
そこで、ここらへんで一度、結局のところライターにとって大切だと言われるのはなんなんだいをテーマに、まとめてみることにしました。
注)見聞きしたものやKAn。の考えが中心なので、「これが絶対!」というわけではありません。
こんなものあるんだなぁ~くらいで見てもらえたら嬉しいです。
読む人のことを想って
KAn。自身は、これがかなり大切なんじゃないかなぁと思っています。
ただ、KAn。には「読んでくれてありがとうね」の気持ちをうまく伝えられるほどの文章力がまだまだ足りないので、うまく言葉で伝えることはできないんだけれど、読む人の立場になって書いてみるということをいつも意識するようにしています。
だれも読んでくれなかったら、ライターというお仕事はなくなってしまうからね。読む人がいなくなってしまったら、ライターとしてのお仕事が成り立たなくなってしまうもんね。
「読者にペコペコしないと!」とか「PVを気にしすぎてしまう」とかは、きっと違うんだけれど、やっぱり感謝の気持ちは忘れちゃいけないよな~って。
「これを読む人はどんなことが知りたいのかな?」「この情報は余計かな?」「あの説明はもうすこし詳しく書かないと分かりづらいかも?」と、つねに自分の記事に疑問を持って客観視することが大切な気がします。
文章を書くのに難しすぎる言葉はいらない。人は『読まない調べない動かない』の「3ない」を持つと言われる。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月9日
だから、難しい言葉やわからない言葉が多いと、そもそも「読まない」人が、なんだろうこれって「調べない」から、結局「動かない」人になってしまう。
『書いて終わり』ではない。
「〇〇って何だろう…検索してみるか」って読み始めた記事が、専門用語でびっしり埋め尽くされていたり、「これくらいわかるよねー」って書き進められていたりと、【やさしくない文章】だったら、読む気がなくなっちゃうもんね。
だれに届けようかを考えると、きっと伝えたい人に伝わるんじゃないかなぁ。とKAn。は思っています。
「だれか」じゃなくて「あなた」を意識すること。
自分だったら?
読む人のことを1から10まで理解しようとするのは難しいけれど、「自分だったらどう思うんだろう」を意識してみると、うまくいくことがあります。
自分が読みにくい・読みたくないと感じるものは、それを知りたくて読みに来た人も、きっと同じような印象を持ってしまうと思うのです。
「漢字が難しいから読めない」「なんか上から目線で書いてるからイヤだ」「こう書いてるのはなんで?なんの証拠があるの…?」というように。
それから、句読点の位置や文章のバランスにも気を付けると、読み手にとって、もっとやさしい文章になると思います。
ひらがなと漢字の割合はすごく大切だと思うんだけど、「つらい・からい」とか「上手・上手い」みたいに、一瞬『ん?あぁ』ってなるものをひらがなにしてしまうと、そのバランスが崩れてしまうことってよくある。かといって、読点が多くなってしまっては、息が上がる文章になってしまう。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月5日
たとえば
- ぼくは、きょう、2時間かけて、ブログを、書いた。
- ぼくはきょうにじかんかけてぶろぐをかいた
上記の例は極端だけれど、どれだけすごいことを書いていたとしても、どれだけ分かりやすい説明をしていたとしても、こんな文章の書き方では最後まで読んでもらえなくなってしまう。
せっかく頑張って書いたのに、だれにも届かないものになってしまったら悲しいです。
「いい」と思うものを
ここで、すこしだけ自慢します!!許してください!
見たくなかったら飛ばしてください。
先日、「これいいな。みんなに教えたい」と思ったものがあったので、Skype通話を使って取材をさせていただきました。
はじめての「おすすめを紹介しよう記事」だったのでドキドキしていたのですが、Twitterでココロがあったかくなるようなコメントをもらうことができて、胸がいっぱいになりました。
今日は、カウンセリングの記事を読んでくれた人たちから、いろんな温かい言葉をもらえて、なんだか胸がいっぱいです。そんな幸せを抱き締めて寝ます。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月15日
自慢おわりです。見苦しいものをごめんなさい。
このブログは、KAn。の独断と偏見でできているものがほとんどになっています。
だから、【HOME】を見れば、KAn。の考え方や思っていることを知ることはできるとおもうのですが、どうしても思想や心理学的なものが多いので、いわゆる「おすすめのものを紹介する記事」は、まだこの「オンラインカウンセリング」しかありません。
それは、自分が本当にいいと思うものしか書かないと決めているからです。
PVを稼ぐために炎上したり煽ったりするのは、心が悲しくなってしまうだけだと思うのです。結果、多くの人に見てもらえたとしても、それで広告収入なんかでお金をもらえたとしても、それでいいのかい?と思っています。
文字単価
つぎに、文字単価のおはなし。
最近、Twitterでこの話題になることが減ったのですが、やっぱり「ライター」としてお仕事していくときには、だれでも1度はぶつかる問題なんじゃないかなぁと思います。
生活していくためにお金は必要だし、なにか欲しいものを買ったり、行きたい場所に旅行したりするためには、その分のお金を稼がなければいけません。
それに、「1文字1円」と「1文字0.2円」では大きな差があるので、効率よくお金を貯めるためには、文字単価がポイントになることもあります。
ただ。
たとえば「1時間で2000字仕上げたら時給2000円!!これなら生活できるから頑張らなきゃ!」とか、「これは自分には難しいし、調べるのに時間かかるから全然割に合わないわ。やめよ。」というふうに、お金にこだわりすぎてしまうと、なんだかもったいないなぁって。
いつだったかツイートしたことあるんだけれど、文字単価や時給を1つの目標にするのはステキでも、優先していては弱ってしまうと思うんだ。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月10日
そんなこと言ってたら、わたしなんてとっくに破産している。ブログ書くのに1記事4時間くらいかかることもある。
気持ちを盛り上げるための「目標」にすると、きっと成長できると思うんだけれど、「絶対」になってしまうと、苦しくなってしまう気がします。
お金にこだわること
みんな「フリーランスには給料聞いてもいい」みたいな雰囲気あるの、どうしてだ。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月20日
正社員やアルバイトで働いている人よりもフリーランスが給料に敏感なのは、自分次第で結果が大きく変わるラインにいるからなんじゃないのかなと考えています。それが良いとか悪いとかじゃなくてね。
でも、アルバイトをしているときや会社で働いているときに、「このお仕事なんてやらなくても何円になるな」とか「よっしゃ1時間たった。1000円ゲット」なんて、そうそう考えないのに、どうしてフリーランスはお金にこだわりすぎてしまうのかなぁと思っていたのですが、ちょっと考えてみたら
「文字単価が100%大事です」っていうのが最初に出会った景色ならば、その人の【あたりまえ】は「文字単価」になるだろうし、「キュレーションが今は流行ってますよ!」ならば「1円ライター」になるだろうと思う。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月12日
こういったことがあるのかなぁと。
「あたりまえ」と「常識」はそれぞれ違う
はたらき始めてすぐの研修期間にだれかから教えられたことを守るように、ライターとして初めて見た景色は、そのひとにとっての「あたりまえ」になるような気がするのです。
だから、自分が「文字単価がライターにとって1番大事!」と信じていても、となりの人も「やっぱり文字単価が絶対だわ」と思っているとは限らないのかもしれない。
ちょっとだけKAn。のお話をすると、
文字単価0.6円だけれど、大好きなカメラの記事を書けたり
同じく文字単価0.6円で、オピニオン記事を書いたりと、
お金を得ることは難しいんだけれど、自分の考えをお仕事で使うことができて、すごく楽しいです。「好きなことで稼ぐ」ことはできていないけど、「好きなことをお仕事にする」ことはできています。
休憩
つぎは休憩のことについて、ちょっとだけ。
わたしは究極のめんどくさがりなので、すぐにサボろうとします。
ただ、この性格のおかげで、ちょうどいいくらい肩の力を抜けているような気がします。ゆるゆると生きられている原動力のような気がします。
仕事量も休みも時間もほとんど自分自身で決められる働き方だからこそ、自分の気持ちや体調や感情を優先してみてもいいのかなぁと思っています。
自信
それから、言霊ってきっとある気がするのです。
「億万長者になるぞ!」って言ったからって急にお金持ちになれるわけではないけれど、やっぱり、自信をもつことで前向きになれたり、転がっていたチャンスを見つけられたりすることもあります。
自分で「いいもの」をけなさない
『自信がない』のは、目標や憧れのところまで、まだ届いていないっていうこと。だから、「自分なんて…」「こんなものなんて…」ってマイナスなことを言ってしまうと、その目標や憧れの場所からどんどん遠ざかってしまうような気がします。
あのね、「こうなりたいな」って決めたことは、そのときの自分にとって憧れだったり努力しなければ届かないものだったりするから生まれるのね。
— KAn。☆フリーライター (@s0ra308) 2017年7月1日
自信がないのは、その到達地点まで自分の足で歩いていけてないからだと思うんだよね。
きっとうまくいくのに、きっと変わっていけるのに、自分の大切なものをけなしてしまうのはもったいないなぁ。
感動や感情
これはもしかしたらKAn。だけかもしれません。だから、サラッと読んでください。
休憩とおんなじように、KAn。は「こうしたい」とか「これはやりたくない」という感情を大切にしています。
それは、目的があってライターを【自分で選んだ】のに、やりたくないこと・したくないことで自分のライフスタイルを埋めてしまった時期があって、そのせいで、ちょっとだけライターを嫌いになってしまったことがあったからです。
いまはその時よりは収入は落ちているんだけれど、感情に素直になれたことで、気持ちの面でものすごくラクです。
レスポンス
これは、「お仕事できる人」「稼いでると言われている人」は、確実に速いです。
もちろん、メッセージが届いたときに外に出ていたり、ほかの作業をしていたりすると、速攻で返す!!なんてことはできないけれど、それでもその場で「あとで返します」などの返事をしているのです。
だから最近KAn。もレスポンスが速い人になれるように気を付けています。
マネできるところから、取り入れられるところから、すこしずつ。
自分の信じる方向を信じる
これで最後です。ここまで読んでくれて、ほんとうにありがとうございます。
KAn。はしあわせです。
ここまで、「読む人のことを想って」「文字単価」「休憩」「自信」「感動や感情」「レスポンス」と、ライターに大切だよと言われているものを6つ書きました。
6つそれぞれに大切だと言われている要素があって、だからこそ、その時の自分の考えや気持ち・環境・状況なんかによって、変わることもあると思うのです。
だから、自分の信じたいものを大切にすることが1番じゃないかなぁと。
それを強要するとか、人に合わせるということはしないで、自分の中に大切にそっとしまっておくのが良いのかなぁ。
5000字をこえて、ちょっと飽きてしまいそうなので、今日はここまでにします。読んでくれてありがとうございました。
ライターとして、これからもKAn。は頑張っていきます。
おしまい。