「自分らしい働き方をする」のターニングポイントはどこ?
こんばんは。KAn。(@s0ra308)です。
今日もいいことありましたか?
最近ライターの間ですこし話題になっている「自分らしい働き方」について、すこし考えてみました。
お仕事していると、ふと「これでいいのかな?」なんて思う瞬間がやってきます。心配の大きさは関係なく。関係なく。ね。
「でも、もらっているお仕事はあるし、今やっているものを手放したら収入が減るかもしれない…」なんて不安は、その「これでいいのかな?」という分岐点をジャマしてくる厄介なものになってしまうことも。
迷っている間も苦しいし、よっしゃこうするゼ!!と決めた後も、なんだかモヤモヤして苦しいし。なにが正解かなんて、きっとわからないのです。
だから今日は、わたしがお仕事を大きく変えた時のことを、ちょっとだけ振り返ってまとめてみたいと思います。参考にならないかもしれないんだけれど、だれかの背中を「ちょん」っと押すくらいなら、できるかな。
今回のこの記事は、【6月の活動報告】をもとにしている部分が多いので、言っていることが被ったらごめんなさい。
初めて出会ったものに影響を受ける
これはライターに限らず言えることなんだけれど、自分がまだ、まっさらな時に見たものや聞いたものって、「それがココでは正しいもの」として認識してしまうことがあると思うのです。
人によって、考えも感じ方も違うから「100%こうです!」なんて言えないけれど、新しいものを始めるときには、誰かや何かを『みちしるべ』にすることもあるんじゃないかなぁって。
たとえば、全く知らない場所に行くときに、誰かに道を聞いたり地図を開いてみたりするのと同じように。
自分が初めて出会ったものに影響されることがあって、たとえばわたしなら3月にライターを始めたのだけれど、そのとき【1円ライター】から「文字単価が大事」みたいな風潮があって。だからはじめの頃は「ライターって、文字単価で優劣が決まるもんだ」と思っていて、じつは嫌いだった。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年7月12日
何も知らないから、何も疑わずに「そうなんだ」って感じる。
具体的にライターで言えば、こんな感じかな?
「文字単価が100%大事です」っていうのが最初に出会った景色ならば、その人の【あたりまえ】は「文字単価」になるだろうし、「キュレーションが今は流行ってますよ!」ならば「1円ライター」になるだろうと思う。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年7月12日
だから、始めた場所や、はじめに出会った人によって、スタートラインが変わってくることもあると思う。ライターで生活していこうと思っている人と、月のお小遣いをまかないたいって人では、お金もそうだけど、超えなきゃいけないラインなんかも違うと思うんだよね。
進むうちに、必要なものは見えてくる
だれだって、はじめは手探り状態のまま歩いているから、たとえば「ちょっといいな」なんて思った人のマネをしたり、「こういう考えもあるんだ」というのを、どんどん取り入れていったりしていいのだと思います。
そうすることで、わたしも実際に、「こうしたら良さそう?」とか「この前だれかのブログで見たような…ここでやってみようかな」なんてものが、ほんのすこしずつだけれど、増えていきました。そのたびにワクワクしながら、のろのろと前進できたような気がします。
ただ。
大事なのは、「いろんな考え方があるんだな」って距離を置くこと。だと思うのです。
自分をその輪の中にポンと入れてしまうと、まわりも自分も失ってしまう気がする。
ちゃんと進んでいるから、そうしているうちに、道は開けてくるから。
ちゃんと自分の足で歩いているから、きっとそのうち、進む道が見えてくるから。
そうしていつか、なんとなく直感で「いまだ」と思ったとき、なにかを変えてみたらいいと思うのです。
「いまだ」なんて思うってことはきっと、十分に頑張ってきたからだと思うから。
「なんとかなる」は、やることをやった人が言う言葉なんだと思うんだ。
これが、1つめのポイントかなぁ。
苦しくなった時
これも、わたしの話だけれど、ライター始めて2か月は、全力でした。全力。ほかにピッタリの言葉が見つからないのです。
だれかや何かのマネとはいえ、見るものもやることもすべて新鮮で。だから、何も苦しくなかった。ガムシャラでも、いつかきっと楽しい世界が待っていると思っていたのです。
でも、お仕事をしていくうちに、ふと、このままいくと何があるんだろうってすごく怖くなってしまって。だんだんと苦しくなったのです。
今、こうやって客観的にそして冷静に捉えると、きっと(キャパオーバーだったなぁ…)なんて思うんだけれど、当時はそんなことに気が付かないくらい、目の前のことだけに一生懸命になりすぎてしまっていたんです。はぁ~。いっぱいいっぱいになっていたことにさえ、気が付かなかったんだなぁ。
「あれ?」って気付いた時にはもう、ココロも頭も体もヘトヘトになってしまって、弱っちゃってた。
書くことが大好きなのに、それさえも失ってしまいそうで。それである時、「やばいなぁ」なんて思った心に素直になって、ついにすべてを手放すことに決めたのです。
これが、ターニングポイントの2つめになります。
やりたいことを決めるのは自分
さいごに。
「お仕事=生き方」は、自分の視野を世界を、狭くしているだけなんじゃないかなぁ。もっと、「死ぬまでに宇宙行くぞ~オー!」みたいな、長い人生のなかでどう生きてみたいかを考えなければ、自分で決めた檻の中で、きゅうくつに生きてしまいそうなんだ。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年7月12日
「お仕事=生き方」もそうだし、「自分=こうじゃないといけない」みたいに、これ!!って決めつけてしまうと、苦しくなっちゃうよ。もう少し、らくーに、肩の力抜いてみてもいいんじゃないのかなぁってね。
どうかなぁ。だれかのキッカケになるようなこと、言えたかなぁ。
言えてなかったらごめんね。ここまで読んでくれたのに、ほんとうにごめんなさい。
(ちなみに、KAn。のいま1番したいことはこれです)
ふだん、愚痴を聞くのも言うのも苦手なんだけれど、ライターやってる人みんなで席なんかないようなだだっ広い野原でお酒のんで、もうベロンベロンになりながら、だれかの話に「あ~あるある~」って言うやつやりたい
— KAn。 (@s0ra308) 2017年7月14日
おしまい。