どんなお仕事をしたいかをもう1度考えてみる
今日もゆるゆると時間を過ごしています。こんにちは。
新しい月に入ったので、今一度『自分のおしごと』について考えてみたいと思います。
今までのこと
ライターとして、わたしが今までやってきたこと。
でもその前に、すこしだけお話したいことがあります。
ライターって何かということ
わたしは、本を読むことが好きです。だから、どんなに心に余裕がなくても、必ず1日のどこかで読書タイムをとって、ゆるーく時間を過ごしています。
そんなわたしがランサーズを知ったのは、2016年3月8日。うーん、どうやってホームページにたどり着いたんだったけな…。なんでも「はじまり」ってけっこう大切にしているんだけれど、なぜだかランサーズとの出会いはおぼえていません。
ほとんど覚えていないけれど、ただ1つだけ感じたことは
「ライターってみんななれるんだ」という事です。
いや、ちょっと語弊があるかなぁ。
なんというかライターって、お医者さんや学校の先生や他にもはたらくひとのように、ものすごく努力して、ものすごく勉強して、そうしてなんらかの資格やスキルのようなものを持った人がなれる「自分にはたどり着けない職業」だと思っていたのです。そう思って、それまで疑っていなかったのです。
本を読むのが好きだから、言葉の生み出し方がたくさんあるのは知っていたし、その方法に正解がないことも知っていました。でも、ライターにこんなにも多様性があるとは知らなかった。
そうそう、わたしのプロフィールで使われている『なにも知らないけれど、文字を書いています』というのは、このことから来ているのです。今も、なにも知らないから勉強中なんだな。
そんなわけで、なにも知らなかったわたしは、はじめの2週間くらいは様々な感情に包まれながらひたすら案件を見て回りました。
提案は1つもしなかったなぁ。
…「提案はしなかったなぁ」なんてちょっと気取ったような発言をしましたが、けっしてカッコいいものではありません。ましてや急にエラくなったわけでもありません。
ただ、「自分自身が、だいすきな本の世界に飛び込めるかもしれん!!」というラッキーな衝撃と、「本当にだれでもなれるんかな…」という戸惑いや驚きなんかで、しばらく前に進めなかったのです。
自信が持てなかった
ようやく最初のお仕事を始めたのは、たぶん4月に入ってからだったと思います。
それから現在までのことは今回は省略するけれど、約3カ月、じぶんなりの方法でライターとしてお仕事してきました。
優しくも厳しくアドバイスをくれるクライアントさんに出会えたり、色々と考えてみたことがうまくいったりと、ステキな経験を心に刻んできました。
だから、今もこれからも「ありがとう」は絶えないのです。
感謝の言葉が自然と口から出るような、心がポカポカするような、そんなあったかいものをみんなからもらってるので、わたしも、ありがとうを返せるような人になりたいと思っています。
ただ、その頃のわたしには、ある問題がありました。
いつまでたっても自分に自信が持てなかったのです。
『どうやったらお仕事に自信がもてるのかなぁ』『そもそも自信ってどうやったらつくの…?』って、同じ思考回路では考えても考えても答えの出ない道を、ただ悶々としながら歩いていました。
たとえ「今回もバッチリでした!」と言われても、たとえ誰かに「ありがとう」と言われる存在になったとしても、自信は生まれませんでした。
これは、5月や6月はじめ頃のおはなしです。
そんなわけで、つい先日まで、自信なんてすこしも持たないままお仕事をしてきました。
自信がないのは失礼なことだと思い始めた
じつはこの「自信が持てない」ということが、色々なものを手放すことにした理由の1つでもあります。
そんなことになったのも、ある時
自信のないものを勧めるのは、失礼じゃない?
と気付いたからなのです。
ブログでも記事でもなんでもね、「まずは自分が好きになること」がスタートだと思うんだ。いやいや書いたら、いやいや伝わる。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月30日
そもそもね、『自分がいいと思ってないものを人に勧めるのはちょっと失礼だゼ』ってことだよ。
「これ、おいしくないから食べてみー!!!」なんて人いないでしょ。
好きじゃないものを「これいいよ~!」って言わないのと同じで、自信のないものを「こうだよ!」と言うことはできません。
「自信がないんだけど…ほかに入るとことがないから、チームに入れてくれませんか……ぼくは何もできないけれど…」なんてよりは、
「君のチームにずっと憧れてたんだよね!だから今日まで一生懸命練習してきたんだ。もしかしたら上手くいかないかもしれないけれど、よかったらチームに入れてくれませんか?」
と言われた方が、たぶん気持ちいいはず。
わかるかな?
自分に自信がないのは、きっと、自分が満足する場所まで自分の足で歩いていけていないから。
だれでもはじめは自信がないと思います。「コレ初めてだけど、成功しないわけないわ笑」なんて人の方が少ないと思う。
でも、自信がある人とそうじゃない人を比べてみた時、得られるチャンスの数が違ってきます。もしもわたしが誰かに何かをお願いしたいときは、自信がある人を選びたいです。
あのね、「こうなりたいな」って決めたことは、そのときの自分にとって憧れだったり努力しなければ届かないものだったりするから生まれるのね。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年7月1日
自信がないのは、その到達地点まで自分の足で歩いていけてないからだと思うんだよね。
だからわたしは、自信が持てると決めたところまで、自分の足で歩いていくことに決めました。
6月にいろんなものを手放したことで、ずいぶんとラクになりました。正直言うと、逃げただけなんだけどね。
でも、そうしたから「自分自身と向き合う時間」を手に入れられたし、こうやって『なにも知らないけれど、文字を書いて』いられるのは、あのとき手放したおかげなんです。結果、ちょっぴり幸せになりました。
これからのこと
自分がなりたい姿をもう1度
突然ですが、あなたがライターを選んだ理由って何ですか?
言葉が好きだから?文章を書くのが得意だから?人になにかをわかりやすく伝えるのが楽しいから?
理由はいろいろとあるだろうなぁ。
わたしだと、「本が好きなこと」もそうなんだけど、「人見知りで、だれかに自分の気持ちを伝えるのが苦手」だからです。文章にしないと、思っていることを伝えられないのです。
最近、「文字単価や時給換算よりも大切なものあるのになぁ」とつくづく感じています。これはライターとしてに限ってのおはなしですが。
ええと、お金をもらわないと生活していけないので、はたらくことは大事なことだとは分かります。
お仕事として色んなものを書く以上、そこにお金のことが付いてくるのは、ほぼあたりまえのことです。その割合や必要度は、人によって違うけれども。でも、そこにこだわっていれば、そこに固執していれば、いつか苦しくなってしまう。
「時給1000円以上じゃなきゃイヤだもん!!!!うわぁぁぁ!」ばかりが頭の中をグルグルしてしまうと、いろんなものを逃してしまうような気がするんですよね。
こうだ!!というスタイルを持つことは、モチベーションにもなるけれど同時にプレッシャーになってしまうのです。
お金だけを見るなら、ライターよりも条件がいいものはずっとずっとあるからね。
だから、このタイミングで『なりたいライター像を、自分がなりたい姿を』もう1度描いてみることから始めようと思います。
決めたことから逃げない
もしも、「なりたい自分」が見つかったら。
だから、もう少し先のことになります。
成長していけば、それまで見えていた景色は違うものになるし、目標や夢も変わります。それはステキなことなんですが、その理由を「運やたまたま」ととらえてしまう人が多いなぁと感じるのです。
だから、誘惑や今よりラクなものに引っ張られて自分を見失ってしまう。
すぐに信念を曲げてしまう人、多いかなと思う。「こうしたいけど、○○の条件いいし…」みたいな。同じ瞬間は2度とやってこないし、明日生きてる保証なんてないんだから、今を全力で生きていかないときっと後悔する。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年7月1日
「21歳のなにもしらないやつが何言ってんww」と思うかもしれませんが、いままでのわたしがまさに、この「すぐに信念を曲げてしまう人」だったのです。
前の自分の目標は、ちょっと前の自分がたどり着けなかったもの
今の自分の目標は、今の自分がたどり着けないもの
だと思います。
だから、成長の理由は「運やたまたま」じゃなくて、「それまで頑張ってきた積み重ね」だと思うんですね。
目先のオイシイモノによって大きな回り道をするよりも、その場は苦しくても自分の信念を思いを考えをくずさない、その方が、きっとちょっとカッコいいなぁ。
慣れってすごく怖いもので、時に自分を大きく見せてしまう凶器になります。
「だからいつまでも初心者でいなさい」ということじゃなくてね、もちろん。そうじゃないんだけど、今日からがんばるぞ!って思ったときの目標は心のどこかにいつも置いておくことは大切なんじゃないかと思うのです。
まとめと感想
なんだかまとまっていないような気もするけれど、ダラダラと書いても楽しくないので、今日はここでおしまいにします。
文字を打っていると、学ぶことはたくさんあるなぁとワクワクするしてきます。だからわたしは、もうすこしだけ、自分で決めた道を歩いていけるのかなぁと。
おわりっ!