【6月の活動報告】 お仕事の方向性を大きく変えた1か月
もうすぐ6月も終わってしまう。夏の始まりから、夏に変わるんだなぁ。
今月も、たくさんの人のあったかさに触れることができて、月末ながらも悠長に「しあわせだ~」と思いながら時間を過ごしています。
じつはこの6月は、お仕事の方向性を大きく変えました。
どうしてそうなったのか、向きを変えて何が起こったのかを中心に、いつものようにゆるーく言葉を伝えられたら良いなと思ってます。
だから、らくーに見てね。
あ。そうそう。まずは最近のゆるい生活から。
ただ「好きだから」という理由で、寝るまでに何冊か本を読むんだけれど、つい先日手にした本は、内容が少しだけ切なくて、ため息つきながら心地いい余韻に浸ってたら、朝方の窓のスキマ風がいつのまにかひんやりしたものになってることに気が付きました。知らない間に、また季節が変わっていたんだなぁ。
そんなわたしは、何でもない日を、すぐに記念日にしたくなる傾向があります。
「今までで1番、朝陽がきれいな日」とか「泣いた後の空気が、ちょっと優しい日」とかね。
ちなみに今日は「日本茶記念日」です。とくに意味はないんだけれど、今日新しいパッケージを開けたから。ほんとうに、とくに意味はないんだけれどね。何でもない日おめでとう。
こんなふうに、ほんのちょっとだけ夜が深くなってきたこの静かな時間に、何も考えずゆるりゆるりと過ごすのが好きです。
さて、長くなりそうな前置きはこれくらいにして、ここからすこしお仕事のお話をします。
ライター3カ月目にして苦しくなった
3月にライターのお仕事を始めてから、色んな人に出逢って、ありがたいことにたくさんのものを書いてきました。ジャンルも方向性も色んなもの。考え方も感情もいろんなもの。
「こうしたらもっといいんじゃないかな」とか「この前教えてもらったことをここで使ってみよう」とか、わずかながらの経験やほんのちょっとの知識を使って、のろのろと前進していました。
見たことのない世界に毎日のように触れることができたおかげで、考えの幅も広げることができました。
2か月までは、言葉通り全力で駆け抜けてました。やることすべて、見るものも聞くものも全部全部勉強だと思っていました。だから、何も苦じゃなかった。ガムシャラにやれば、いつかきっと、いつかきっと楽しい世界が待っていると思っていたから。
「目指していたはたらき方」が分からなくなった
そもそも「フリーランス」を選んだのは、精神的にも身体的にもフリーになりたかったからなのです。厳しいし楽しくないのが仕事だよ!という固定観念を壊したかった。
たしかに、フリーランスになるまでには厳しいこともあります。楽しくないこともあります。それに、フリーランスになった後も、厳しいこと楽しくないことに負けずに進むことになります。でも、あらゆることに自由を求めるって、たぶんそういう事だろうと思うんだ。
時には負けそうになることもあるけれど、それでも、楽しいことに魅力を感じているから、自分の信じた道を歩いていける。
わたしの場合はそんな魅力にプラスして、時間に縛られないっていうのがなにより大きくて。だから、フリーランスっていう働き方は、すばらしいものだとさえ思っていました。
でも、だんだんと苦しくなってしまった。今思えば多分キャパオーバーだったんだけど、そのころ、目の前のことに一生懸命になりすぎてしまっていた。いっぱいいっぱいになっていたことにさえ、気が付かなかったんだなぁ。
それが、6月のはじめくらいのお話。
ついに手放した
生活を振り返ってみると、べつに、1日中パソコンの前に座っていたとか、寝る時間も惜しんでお仕事していたって訳でもなかった。でも、何となく忙しかったんだよね。いや、ただ「忙しい」って言葉を当てはめていただけなのかもしれないけれど。余裕がなかったんだ。1人でワチャワチャしていた。
6月の執筆量
ちなみに、今月前半までに受けたお仕事はこんな感じかな。
- 2000字×19本
- 3000字×7本
怖くて怖くてたまらなくなった
そんなわけで、いつの間にかヘトヘトになってしまって、弱っちゃったんだよね。ココロに少しもスキマがなくなっちゃって。だから、お仕事だけじゃなくブログも勉強も全部全部、中途半端になってしまった。
いつのまにか「どうしたらいいんだろね。どうしたらいいのかな」が口癖の1つになっていて、毎日この問題が、頭の大部分を行ったり来たりしていた。その頃の生活は、この言葉たちに埋め尽くされていたんだなぁ。
本当は書くことが大好きなのに、それさえ忘れかけていたんだ。それである日、なんとなく「ここで変わらなきゃずっと変わらんぞ」って思って、ついにすべてを手放すことに決めた。
今抱えている案件を、今月ですべて0にすることにしました。本当に書きたいものをすこし客観的に見てみたら、今やっていることは合わないなーと思ってしまったのです。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月9日
チキン田まじめくん
でも、こんなときでさえ、わたしの中にいる「チキン田まじめくん」(チキンでマジメだからそう呼んでる)が邪魔をして、
『おいおい~逃げんのかー?手放すなんてかっこいいこと言ってるけど、実際逃げてるだけだろ~』
って何度も話しかけてきた。
正直、チキン田まじめくんが言う事は正しいと思う。楽しいことを求めて、厳しいことから逃げているだけだから。ここで頑張らなければ、似たようなことが起こった時にもきっと頑張れなくなってしまう。
それでもわたしは、手放す逃げることを決めました。たくさん悩んだし、たくさんの時間がかかったけど、今のうちにたくさんの経験をしておきたかったのです。
いつもありがとうね
【ご報告】
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月17日
先日から公言していた「今の案件を全部終了する」を完了しました。体験したから言うけれど、思ってたより手強い。できるなら安定を求めていたほうが良い。でも、自分で決めたことなので後悔はしてません。明日から本当のフリーです。https://t.co/VTLlBE4Sq9
うわぁぁぁぁ恐れ多い…なんて思いながらも、応援してくれたライターさんたちにご報告をさせていただきました。いつも何かをするたびに踏みとどまってしまうわたしにとって、様々な形であれ毎日頑張っている「ライターさん」たちのパワーは、ほんとうに力になるのです。
どれだけ感謝してもしきれない。ありがとうね。
今までで1番フリーな生活をしています
そんなこんなで、今は「ゆったりとした生活」を送っています。朝起きてご飯食べて、散歩してお昼寝して、ゆっくりお風呂に浸かってぐっすり寝る。たまに、好きなだけカメラでパシャパシャしてます。そんな生活です。
それでも、眠れなくて星空を眺めて何時間も過ごす夜もあります。もしもこの世界が音楽や音で溢れていたら、きっと眠らない街ができるのになぁなんて考えながら。もしもギターなんかポロポロ弾けたり、フフフンって即興で作ったメロディーを歌えたりしたら、もう少しこんな夜も楽しくなるのになって思いながら。
もっともっと、ちいさなことを書いていきたい。なんというか、1つの曲じゃなくて単音を集めていきたい感じ。ふと気づいたときに、積みあがったもので曲が作れる感じ。初めから完成してるものよりも楽しそう。誰かわかるかな。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月10日
ちょっと気取ったようなこと言ったけど、たとえば「イエーイ!今月はヨーロッパへ行くぜ!」とか「今月はこんだけ稼ぎましたぜ~」なんて、そんな華やかな生活はできていないです。言えば、誰にも誇れない、何が正しいのかも分からないような、そんな生き方ばかり。
もうすこしだけマイペースに
それでもこの生活スタイルは、もう少し続くだろうと思うんだ。はたから見たり「チキン田まじめくん」から見れば、きっとだらけたものなんだけど、それでももう少し続くだろうと思う。頭も体も心も納得しないうちは、走り出してもまたすぐに止まってしまうだろうと思うからね。
それに、あんまり心配もしていないし、不安や焦りもないんだよね。なぜかっていうと、今も書くことが大好きだから。
ブログ書いてる。なんて楽しい人生なんだろう。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月19日
最近は、ちょっとずつ調子に乗ってきているし。
おコメを炊こうと思ったら転んでばらまいてしまったので、北海道を作りました。 pic.twitter.com/5W9aNa9Mg9
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月16日
これはただ転んでばらまいた玄米で作ったんだけど、んー、これくらいは元気になりました。
楽しいのもしんどいのも、ちょっとは自分の力
質の高いなんて言ったらちょっと違うんだけど、なんていうか自分の生活は自分次第でどうにかなるってこともあると思うんだよね。
だから、意識的に楽しい生活を作り出すようにしてる。
「あー楽しかったな」って言いながら布団に入ると、今日1日楽しかったような気になる。
— KAn。 (@s0ra308) 2017年6月3日
フリーで働くためには、自分のモチベーションも管理しないといけない。もしかしたら明日最高のパフォーマンスが出来るかもしれないのに、失敗を引きずったまま寝てしまうのはもったいない。
ちょっと長くなってしまったから、今日はこれくらいでおしまいにしようかな。
(この記事は、noteから加筆転載しました)
この文章を読んでくれた人が、ちゃんと休憩できるようにパワー送っておこうっと。
全力で休憩してね。