自信がないから他信する
自分を信じているけれど、それが自信とイコールにはならない気がするのです。
あなたは、自分に自信がありますか?みなぎる自信に、「よっしゃぁぁぁ!やるぞ!」なんて意気込むこと、ありますか?
わたしは、自信が持てません。昔から。
そして、これからも自信が持てない気がします。
どんなにできることが増えても、自分の性格は変わらないと思うのです。
わたしが自信を持てない理由
それは多分、1位になったことがないから。
てっぺんから、何か景色を見たことがないから。
「人生」だから、楽しいことや嬉しいことだけではないはず。
苦しいことも悲しいこともあります。
むなしいような、んん?と思うような、何だかよくわからない気持ちを抱えることもあります。
「人生」だから、楽しいことや嬉しいことだけではないはず。
「人」の「生」きる道だから、いろんな方向や、いろんなペースがあっていいはず。
だから、”こうでなきゃ”なんてことはないと思うのです。
でも、やるからには1番の景色を見てみたい。そこでしか得られない感情を手に入れてみたい。
そうやって、期待して打ちひしがれて、期待して打ちひしがれてを繰り返しているうちに、自分に期待することを、やめてしまったのです。
自分と向き合うこと
自信がないと、何かマイナスなことがあった時すぐにへこたれてしまいます。強がっていられるほどの自信すらもないから。
だから、まずは自分と向き合う事にしました。
客観的に見つめることにしました。
でもこれが想像以上に難しいのです。目の前にいる他人のいいところを見つけられても、見えない自分を見つめるのは、想像以上に難しいのです。
何回向き合っても、現れない自分がいること。
この「透明な自分」を見つけられれば、自信はつくんじゃないかなと思ったのです。
だから、まずは自分と向き合う事にしました。
生きていることが、一番の自信
たくさんの自分に出会うことで、毎日生きていることは最大の武器なのかも?と気付きました。
生きていれば、嫌というほど
壁にぶち当たって、何回も転んで、裏切られ怒られ挫折します。
でも、生きているからこそ、
壁を乗り越えられて、何回もやり直せて、信じて叱られ立ち直れます。
今は、過去からの積み重ね。今は、未来への積み重ね。
過去や未来は確かに大切だけど、でもそれ以上に今が大切なんだと思います。
今を生きるためには、いまこの瞬間に考えていることを大事にすること。泣きたいときは空を見て、逃げたいときは走って風を感じる。
上を向きたいときは、空の色を。
自分に素直になれば、今を生きることができると思うのです。
まずは他信から
他信なんて言葉があるのかは知りませんが、自分の中で、他人を信じることをそう呼んでいます。
他人を信じることは、期待することではありません。
そうではなくて、「ココにいることを肯定すること」。
他人を信じていれば、きっと自分も、誰かに他信されるようになると思うのです。
そうやって他信の輪が広がっていけば、きっと、自分に自信が持てるようになると思うのです。いつか人にあげた優しさが、自分に返ってくるように。
だから、自分に自信がない人ほど、他人を信じてみれば楽しくなるかも。
「自らを信じること」だけでなく、「自分を信じてくれること」も「自信」だと思うのです。