知らないと損をする 「人脈」よりも大切なもの
今日も、ゆるゆると時間を過ごしています。
最近、とってもいいことに気が付きました。21年過ごして気付いたこと。今日は、それをシェアしたいと思います。
なるべく、自分の言葉で伝えていきます。
人脈が広いと偉いの?
『それは〇〇の人に聞いて。オレの名前出せば話は通るから』
『△△さん昔から私とつながりがあるの!わたしに任せて!!』
よく聞く言葉ですね。とくに年齢が上がると、この言葉たちに出会う機会が増えます。
人とのつながりがある人はすごいと思います。嫌いな人とは、なかなか良い関係性は作れないから。でも、人脈を武器にしていない?
人間、出逢うだけでキセキ。そこから会話を交わして、名前を覚えて顔を覚えて、声を覚えて。それだけで、本当はすごいことなのに。
さらにキセキが起こって、『あーまた会いたいな』なんて思えること。
すごいことですよね。さっきまで話していたあの人も、今から会うあの人も、すべてはこうやって出逢ってきたんですよね。
『それは〇〇の人に聞いて。オレの名前出せばうまくいくから』
『△△さん昔からわたしと仲いいの!わたしに任せて!!』
そうやって得た関係を、「人脈」の2文字で表すんですか?
「人脈は、自慢するための道具」じゃない。あなたの、「武器」でもない。
十人十色の世の中で、大切な時間を大切な人に費やすこと。「人に会う」なんて一言で済ませてしまっても、これだけのキセキが起こっているんです。
そんな大切な事に、気付かないで過ごしてしまっている人が多すぎる気がします。
あなたの、小学生の頃をイメージしてみてください。
『ねぇねぇ、あの子と遊びたいんだけど…』
『おお!いいよ。オレ、あいつに貸しがあるんだよ。断れるわけないから伝えとくわ』
みたいなこと、ありましたか?ないですよね。中学生の頃は?そのあとは?やっぱり、ないですよね。
どうして、年齢が上がるほど、「自分は偉いぞ~」と考えてしまうんでしょうね。
たとえ生まれ変わっても、そうすることができたとしても、同じ人にもう一度巡り合える確率は、ほぼほぼ0だと思います。地球は広いからね。
人生約80年の中で、巡り合える幸せに感謝しないと。
人脈よりも、自分の価値を広げよう
たしかに、友達や知り合いが多くて損することは少ないですよね。たくさんの人に知られている分人気があるし、チャンスに触れる機会も多いかもしれません。
たとえば、あなたに100人のつながりのある人がいたとします。想像してみてくださいね。その100人は、性別だけでなく年齢も性格も様々です。だから、「一緒ご飯に行きたいな」って人も、「あんまり会いたくないな」って人もいると思います。
自分と合う人もいれば、そうじゃない人もいる。それはあたりまえです。そう考えると、本当に気の合う人なんて、100人のうち5人いるかどうかです。
ちょっと重い話になりましたね。
何が言いたいかというと、ほかの95人は、あなたにしてみれば「仲良い!!ってほどではないけど、つながりのある人」ですよね。そんな風に思ってしまう人たちを、「人脈」と呼ぶなんて、失礼かもしれません。
人脈は大事です。でも、「自分」のほうがもっと大事。あなたは誰にも代えられない、たった一人のあなたですよね。
自分を愛せない人は人からも愛されない
「ナルシストになろう!!」ではありません。
自分のことをよくわからない時は、自分の良さを人に伝えることはできないですよね。
だから、自分のことをもっともっと知りませんか?
どんなことが好きで、なにが嫌いか。何を見てうれしいと感じるのか。こんな景色が好き。あんなところに行ってみたい。とかね。
自分の事が分かれば、見える世界も変わってくると思うんです。
そうすれば、付き合う人も変わる。いいなって思うものも変わる。
「人脈」という便利なものに惑わされなくてもいいようになるはずです。きっと。